おはようございます! 朝夕冷え込んできました。 若い頃から中国古典に慣れ親しんできました。 菜根譚・論語・老子など繰り返し読む中に 少しづつ内容が身にしみてきます。 人生経験を経るにつれ、同じ言葉でも 深く味わえ、理解も深まるようです。 菜根譚の一節に「順逆一視」という言葉が出てきます。 順境・逆郷、幸・不幸、プラス・マイナス、は裏腹で 視点を変えれば同じだということです。 人生には思うようにいく順境の時も、 どうにもならない逆境の時もあります。 そのときただ一喜一憂するのでなく、 順調な時はいまが危険な時と気を引き締め、 又逆境の時はチャンスの時と受け止めることです。 プラスとマイナスは裏腹、ピンチこそチャンスと 考えることでしたたかで柔軟な生き方が生まれます。 環境変化の激しい、先の見えにくい難しい時だけに 古典から学ぶことが大切に思えます。