おはようございます! 夜明けとともに目が覚め有り難いことです。 若い時から囲碁に親しんできました。 今5段で日本棋院大牟田支部長を務めています。 囲碁を通じていろいろの考えを学びました。 囲碁は陣取りゲームですから 相手の石を取るのが一番早道のように見えます。 初心者ほど相手の石を取ることにばかり 目がいきます。 しかし上達するにつれ、全体の局面を見て 石を捨てて局面打開をはかるようになります。 上手の人と碁を打つと、石は取られていないのに いつの間にか地が足りなくなっています。 碁に対する考え方の違いで大きな差になります。 一番大切にしているものを捨てる発想は なかなか難しいことです。 ここに捨て石という逆転の発想の妙があります。 この発想を経営に応用してみると 又新たな世界が開けるようです。
捨て石の妙
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