おはようございます! 毎朝さわやかな朝を迎えることでき有り難いことです。 城山三郎さんの作品に「落日燃ゆ」があります。 主人公は広田弘毅という 福岡出身の太平洋戦争最後の総理大臣です。 終戦後戦争責任を問う裁判で文人でただ一人絞首刑になりました。 裁判中一言も弁解されなかったようです。 吉田総理と外交官時代の同期でエリートでした。 国の存亡をかける大事な時オランダ大使にとばされていました。 普通の人であれば閑職にとばされ、くさるところです。 広田氏は5年間の任期中黙々と世界ヨーロッパの歴史を勉強し これからの日本の進む道を考え抜いておられたようです。 その時の心境を「風車風の吹くまで昼寝かな」 という句で表現しています。 人生順境の時も逆境の時もあります。 逆境の時どう対応するかで大きく変わります。 広田氏は私の私淑する人です。