こんばんは! 明日早く出張しますので今晩書くことにしました。 茶道の心得ありませんが茶は三煎して味わうそうです。 最高の芽茶に先ずぬるま湯をかけて芽茶の持つ甘さを味わう。 この甘さは子供にも分かる単純なもので、人間も未熟なうちは 「あいつはまだ甘い」ということになります。 第二煎はやや熱い湯をかけて、タンニンの渋さを味わう。 この渋さは子供には分からず、人間もできてくると 「成長して渋みが出てきた」といわれる。 最後に熱湯を通してカフェインの苦さを味わう。 「苦さ」が分かるにはかなり味覚も洗練されてこないとだめで、 人生もまた幾風雪を経て来ないと苦さの醍醐味が分からない。 ところが茶の心得の無い人はせっかくの芽茶にいきなり熱湯を注いで 甘さも渋さも無い、ただ苦々しいだけのものにしてしまう。 「芽茶苦茶」の語源はここから来ているそうです。 日ごろ「芽茶苦茶」なお茶の飲み方、生き方をしていたと汗顔です。
芽茶苦茶
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