おはようございます! 夜明けがすっかり早くなりました。 ただ気温が暑かったり寒かったりの温度差が激しく体調こわしがちです。 桜も今満開ですが、入学式までもってくれるか気になります。 荘子の中に「蝸牛角上」の争いの話がでてきます。 カタツムリ(蝸牛)の左の角に触氏という国があり、右の角には 蛮氏という国があって、絶えず領土争いを繰り返していました。 ある時は激戦15日にわたり、双方の死者数万に及んで、 ようやく兵をひいたそうです。 宇宙の彼方から見れば、国同士の争いも「蝸牛角上」の争いです。 私たちは、何事にもつけて自分を正当化し、相手と黒白をつけたがります。 しかしそれは大局的見地からみればごくつまらないことかもしれません。 日常生活の上で、どうでもいいことにこだわり、 ことを難しくしているようです。 「蝸牛角上の争い」のたとえを思い起こせば、自分を客観化し、 頭を冷やす効果がありそうです。
蝸牛角上(かぎゅうかくじょう)の争い
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