おはようございます! 春爛漫の候で昼間は暖かいのですが朝夕はまだ冷え込みます。 思いがけず知人から博多座の招待券を頂き、 「雪まろげ」を観賞してきました。 久しぶりの観劇です。 雪まろげとは小さな雪の固まりを坂から転がすと、 だんだん大きくなりどうにもならなくなることだそうです。 最初はその場のちょっとしたうそが大きくなり、雪まろげのように 思いがけない展開となり、どうにもならなくなったあげく、 どんでん返しの結末のドラマでした。 森光子さんが主演の芸子さんの物語でした。 森さんは80歳を超えておられるとのことですが、 声にも張りがあり、動作もみずみずしく、色気もあり さすがにプロと感嘆しました。 恵まれない環境に育った子がこうありたいと夢を追い求め、 夢と現実の区別が付かなくなり、うそをつくことからのドラマでした。 その場その場の機転の利いたうそがユーモアもあり、 笑わせてくれるのですが、その後哀しくなるドラマで感激しました。 人生いろいろ考えさせられます。