おはようございます! 5時には明るくなりますが、今日も少し冷え込んでいます。 おかげで昨日弟の49日の法要も無事終わり、孫達も帰り、 又普通の生活に戻ります。 禅の言葉に随処に主となれば立つ処皆真なりというのがあります。 これはよく使われる言葉です。 いたる所で自分が主人公になるということです。 人間には8万4千の煩悩があるそうです。 私たちの生活の中でも、いろいろなものにとらわれ、左右されて、 自己を見失っていることが多いのではないでしょうか。 たとえば貴賤貧富、利害得失、美醜好悪、順境逆境など様々な 客観界の渦に巻き込まれています。 使うべきお金にかえって使われているなどその一例です。 随所に主となってこそ真の主体性が確立されるということであり、 そういう境地にいてこそ真の自由が得られ、そういう人格にこそ 尊厳性があるといえます。 どんな場合でも相手に引きずり回されていてはいけないようです。
随処(ずいしょ)に主となる
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