おはようございます! 久しぶり朝から雨が降っています。 雨に打たれたあじさいも色鮮やかです。 ゆとりのある生活とか時間を持つといいます。 「ゆとり」という言葉は車から来ています。 昔車は木の板を丸くして、真ん中に穴をつくって、 これに心棒をさしました。 心棒の大きさと穴の大きさがぴったりになってしまうと、 車はぎしぎしとして回りません。 そこで心棒を少し穴より細くして、油が入るぐらいの 空間をとりました。 これを「油とり」といい、油が入るだけの場所をとることです。 穴と差し入れる心棒をピッタリにしてしまうと、精巧にできすぎて、 きしんで動かなくなってしまいます。 しゃにむに突っ走らないで、時には余裕を持つことをしないと 必ず自滅してしまいます。 仕事に対しても勉強に対しても、いつでもちょっとした 油とりを持っておくことが大切なようです。 昔の人は知恵もあり、良いことを言います。
油(ゆ)とり
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