おはようございます! 日の出も遅くなり、朝から冷え込むようになってきました。 昨日は大牟田で過ごし、事務所で仕事をしたり、ロータリーと 大昭会に出席しました。 安岡正篤先生の本の中に「老いの境地」の一節がありました。 老は元来老いるという意味と共に、その長年月の経験と修練とにより 出来上がる熟達の境地、なれたとか、ねれたという意味に使われる。 若い者にはいたしかない生な点や、又世間の多数者に存する通俗な型を 超脱した風格、もはや一時的な刺激に自己の全部を動かされたり、 事物の一面にとらわれたり、皮相に止まるようなことはなく、よく全体を 観察し、深く内面に通ずることができて、すべて自主自由に観察し行動して なんら危なげのないところがある。 けばけばしい色彩は抜けてしまって、落ち着いた、渋い味を持っている。 私も60代後半になり年齢的には老になりましたが、老の境地には まだ程遠いものがあります。 いかに老いを迎え、対応していくかこれからの大きな課題です。 「老の境地」に達するには相当の修練が必要のようです。 これに向かって新たな一歩を踏み出したいと思います。
老いの境地
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