おはようございます! 今年も大晦日になりました。一年が早く感じます。 今年も様々なことがありました。多くの出会い、別れ、出来事が 走馬灯のようにいろいろ思い起こされます。 人間は皆生まれ、苦しみ、そして死んでいくのだなとしみじみ思います。 昨日は金魚の水槽の水替えをしました。 替えたすぐは水も濁っていますが、しばらくすると澄んできて 金魚も気持ちよさそうに泳いでいます。 「濁った水はそのまま静かにしておくといつしか澄んでくる」という 加島祥三の詩の一節が浮かびました。 私達は誰でも、しじゅう困ったり悩んだりします。 そんなとき、そこから無理に逃れようとせず、静かに待ちます。 不安が抑えられなければ不安なままでいいのです。 「これからもっと悪くなる」と考えたっていい。 ただ、いま水は濁っていても、いつかは澄んでくる。 この真実さえ信じていたら、私達の今の生き方が静まる、 そして楽になるのではないでしょうか。
濁った水
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