おはようございます! 信州の寒村から身を起こし、明治、大正、昭和の大実業家といわれた 藤原銀次郎氏は慶応大学工学部を寄贈したり、波乱万丈の人生を送りました。 逆境のときも坦々と生きた人です。 「いくらプラス、プラス、プラスで大もうけしても、死ねばゼロだ。 いくらマイナス、マイナス、マイナスで大破産しても死ねばゼロだ。 どんな大きい家を持っても、死ねばゼロだ。住む家がなくても、 死ねばゼロだ。地下鉄の道路の上にむしろを敷いて寝起きしている 乞食さんも、死ねばゼロなんだよ」といったそうです。 敷島に 遊ぶ手ずしの 糸切れて 転ぶ姿は もとの紙切れ これが藤原銀次郎さんがいつでも口ずさんでいた歌そうです。 私達は思うようにならない逆境に出会うと、何で自分がとあせり、 自分を取り乱しがちですが「死ねばゼロ」と覚悟することも新たな道を 開く鍵のようです。 事実とはどうにもならない真実です。「あるがまま」は絶対の真実です。 その「あるがまま」の事実の中に光明を見つけることが大切のようです。 しっかり覚悟して処していきたいものです。