おはようございます! 春らしくなってきましたが朝夕冷え込み油断できません。 昨日は麻生福岡県知事へ平成20年度の包括外部監査報告をしました。 知事だけへの報告と思っていましたがテレビ、新聞記者のいる中での 報告となり、知事といろいろな意見交換も公開でした。 テレビ、新聞報道もされ責任の重さを痛感しました。 初めての自治体監査で企業会計の監査と違い戸惑いました。 県の財政を歴史的に検証し、収支バランスの視点から課題を洗い出しました。 収支バランスは家計も企業も自治体も基本です。 構造的な収支バランスの崩れは崩壊につながります。 今福岡県に限らず国をはじめ全国の地方自治体収支のバランスが崩れ、 毎年多額の国債、県債を発行せざるを得なくなっています。 昨年の金融不安を発端に急激に景気後退し税収減が深刻となり、 社会保障費をはじめ歳出増が目白押しの中でどう収支バランスをとるかが 課題となっています。収支バランスを取るには収入を増やし支出を 減らさなければなりません。理屈は簡単ですが実行をすること大変です。 現実を直視しこれからの子供孫たちのことを考えて決断しなければ ならない時のように思われます。