おはようございます! 窓を開けると虫のコーラスが聞こえ秋の深まりを感じます。 おかげで今朝も元気にさわやかな朝を迎えています。何よりです。 昨日は日曜日で午前中お墓参りをしました。 お墓近くにあり毎週出かけています。何年も続いています。 午後から筑後地区のご同行の家で行われた浄土真宗のお取り越しの法要に 参列しました。浄土真宗の重要な儀式です。 お坊さんの法話がありお寺はこの世からあの世へ行く船着き場という話 印象に残りました。この中で様々な出会いがあります。 改めて生と死、人との縁、生かされていることの意味を考えさせられました。 法要から帰って「十牛図」という禅の本を読みました。 室町時代に中国から伝わり日本人が夢中になった不思議な十枚の絵が 描かれています。 逃げた牛を牧人が探し求め、飼いならし、やがてともに姿を消す。 という過程を描いた絵は十牛図と呼ばれ、禅の入門書として知られています。 ここで牛は真の自己を表していましています。 十牛図は迷える自己が自分の存在価値や、人生の意味を見出す過程を 描いたものです。基本から自分を見つめ直してみたいと思います。
十牛図
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