おはようございます! 今朝も朝から曇り空です。まだ不安定な日が続いてなかなか梅雨明けになりません。 昔は6月が梅雨のようでしたが今は7月が梅雨のようです。今朝も元気に朝を迎えています。 昨日は午前中少しゆっくり過ごし、週末恒例のお墓参りに出かけました。 一週間あけると草よく伸びています。雨上がりで草取りもはかどりました。 午後からは事務所へ出かけ机上整理や読書をして過ごしました。 今同志社大学大学院ビジネス研究科教授の浜矩子氏の「財政恐慌」を読んでいます。 今日本、世界の社会、経済大きく変動しています。この変化の背景とこれからどうなるか 大きな関心あります。いろいろな本を読みますがなかなか納得のいく説明が得られません。 その中で浜教授の「解答を求めるなかれ、乗り越えよ」が世の中でかなり横行して来たように思 う。最も近い所では2011年3月の東日本大震災後の原発事故への対応がその典型ではなかった か。何はともあれ、何かをしている形を作る。そのために関係者一同が大同となった。 そして、じっくり「何故こうなったの?」という問いかけに対する解答を突き止めることが棚上げ にされた。そして今日に至っている。今政策論議の最大の焦点となっている財政問題についても然 りだ。そもそも、なんでこういうことになるのか。それをしっかり反省し、反芻することなくし て、抜本的な克服策に到達出来るはずがない。それをやらずして、赤字削減の計算上の帳尻合わせ に奔走し、それを巡ってすったもんだの議論を重ねても、展望は開けないとありました。 鋭い指摘でいろいろ考えさせられます。ヒト、モノ、カネが自由に世界を駆け回る中で動けない国 はどうなるかの問題も提起されています。解答が見出だせないまま、対応を迫られる難しい時代と なりました。自分なりにいろいろチャレンジしたいものです。