おはようございます! 仙台市の奥座敷の秋保温泉のホテルで朝を迎えています。夜明け九州より30分程早いようです。 昨日は朝から郡山を発ち車で郡山、相馬市、名取市の主要な被災地の視察をしました。 昨年3月の大震災は地震、津波、放射能の3重苦の災害で想像を絶する被害が出ています。 放射能被害は福島原発から風で広範囲にわたって広がっています。当時の風向きで被害違います。 ドライブしながら放射能検知器で測定しましたが地域間格差があります。 除染作業が行われていますが広範囲なこと、どこまで除染出来るか、しなければならないかがまだ 明確でないため作業にムラがあります。除染で取り出されたがれき持って行く所なく、現場に封印 されたままどこにも持って行けないでいるのが現状です。処分をどうするかの詰めが求められてい ます。地震の復興は進んでいますがよく見るとまだ大きな爪痕が残っています。 仙台周辺の津波の被害のあった所を視察しました。一瞬にして津波で町ごと流された現場を訪れま したが自然の破壊力の凄まじさに慄然としました。まだ各地で爪痕生々しく残っています。 東北の人に取って予想もしないような災害が起こりました。自分に置き換えてみるとどうしたら良 いか分かりません。人間の無力さを痛感します。 人間生きていると思いがけないこと起こります。避けれることもありますがで避けれないこと多々 起こります。いくら恨んでも道は開けません。現実をあるがままに認め、受け入れ、その中から何 をすべきかを考え実行されている東北の人の生き様にふれ、逆に大きな勇気を与えられました。 今回の新起会の旅行短期間でしたが皆それぞれ感じるものあり得ること多かったようです。 東北の歴史のある温泉で疲れをいやし、心行くまで飲み、語り、思いで深い一夜でした。、