おはようございます! 寒い日続いています。風邪も大分収まり、元気に朝を迎えています。まだ油断禁物です。 昨日は朝から監査役をしている金融の会社の役員会で福岡へ出かけました。毎月の定例会です。 特別の決議案件はなく各部の報告が主でした。厳しい環境の元貸出し増えていますがそれ以上に 預金増加しています。金融機関の共通現象です。中小企業金融円滑化法今年の3月で時限立法で なくなりますが,それによる動き余り感じません。金融庁からも従来同様やるようにとの指導も あっています。銀行もこれまでバブル、リーマンショック等で手痛い目に会い,普段からそれなり に精一杯の手を打っています。大きな波乱なく乗り切ってほしいものです。 安倍内閣になり景気浮揚対策積極的に打たれています。皆の期待も高まり株価も上昇しています。 今絶対的な処方箋ありませんが景気浮揚対策の必要性痛感します。ただ国の財政厳しく天文学的 な国債残高の増加まともに考えたらこれからどうなるか恐ろしくなります。つけが子供、孫達に まわされています。この問題日本だけでなく世界的な共通の課題となっています。 財政学の基本は税収の範囲内で歳出を抑え、足りないからとの借入はまかりならぬというのが 根本的な原則です。昭和50年から赤字国債の発行が国会承認で可能になってからは歯止めが かからなくなり,毎年の国債発行は増え続け国債残高は1000兆円を超えています。毎年の税収 は30兆円くらいしかなく,この額は社会福祉費でほとんど消えてしまいます。残りがすべて借入 金でまかなわざるを得なくなっています。常識では考えられない構造でまさにサラ金地獄です。 増税反対、歳出削減反対の声に答えていくと更にこの状況悪化します。何を一番大切としてとらえ ていくか大きな分岐点に立っているように思われます。
国の財政
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