おはようございます!
朝からまだ少し冷え込みます。夜明も少しずつ早くなっています。今朝も元気です。
元京都大学学長平澤興先生の「生きよう今日も喜んで」折ある度に読み返しています。昨日読んで
心に残った幾つかをご紹介します。
“生きるということは平凡のようで奇跡中の奇跡である。不思議と言えば、これほどの不思議はな
く恐らく広大無辺の全宇宙でも、人間の生命に匹敵するほどの霊妙不可思議の奇跡はなかろう。
先ず以て今日一日この奇跡を生きる命を与えられたことに感謝しよう。この感謝が今日一日の生活
に融けこんだ時、それは喜びに変わり、やがてそれは自己を拝み、他を拝み、更には全宇宙を拝む
ことになるのである。”
“朝には、希望と張り合いを持って仕事をはじめ、夕には、その日の仕事をおわり、感謝を持っ
て、緊張を解きほぐし、静かに喜びながら万物を拝む気持になることです。“
“人生に無駄のないことが本当に分かってくると、しくじりながらもすぐその後で、まあこの程度
でよかった、有り難いことだ、という喜びと、同時に気力がわいて来るのである。これには相当長
い経験と、徹底的に物を見る目の深さが要るようである。”
“不幸は人間を苦しめるというが、よく考えてみると、人間を苦しめるのは不幸だと思うその考え
方自体である。“
日々いろいろなことあります。平澤先生の言葉に照らしていくといろいろ考えさせられます。何事
もおかげでと枕詞をつけて受止めていくことで新たな道が見え,力わいてて来るようです。何事も
受止め方で人生大きく変わるようです。人生に望ましいのは失敗や困難がないということではな
く、決してそれに負けない、ということのようです。
生きよう、今日も喜んで
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