おはようございます!
静かな朝を迎えています。毎日が淡々と過ぎていきます。今朝も元気です。
昨日は日曜日で少し疲れ気味でしたのゆっくり過ごしました。無理は禁物です。
午前中お墓参りをしました。先週は都合で来れず両親に2週間分の報告をしてきました。いろいろ
報告しなければならないことあります。やるべきことやれず申し訳なく思っています。
昼食後事務所に行き書類や郵便物等の整理をしました。最近整理した後どこにしまったかわからな
くなったり、置き忘れが増えています。昨日はいつも使っている手帳見えなくなり、いくら探して
も出てきません。予備の手帳にパソコンのスケジュール表から書き込みました。ないものをいくら
悔やんでも解決出来ません。歳のせいにするわけにいかず注意しなければなりません。
事務所で久し振りに元天龍寺平田精耕師の禅語辞典を読み返していたら「百尺竿頭一歩を進む」の
言葉に出会いました。どんどん竿を上がって行き、一番てっぺんまで行って更にもう一歩進めたら
どうなるか。当然あっという間に下に落ちてしまいます。大学時代にこの言葉に出会いました。
我が恩師下宿先の武藤文輔氏から教わった言葉です。ギリギリまで追い詰められそこから一歩進む
ということは命惜しく出来るものでありません。ここを踏み越えて初めて新たな世界が開けると言
われても理解できません。何かを越えて行く場合に超越という言葉があります。例えば山を超える
ということは、山の頂上に登ることではなく、向こう側へ降りなければなりません。
これで初めて超越という言葉が成り立ちます。この言葉は中国の曲芸から出ています。曲芸の一つ
に竿を立てて蛇のようにするすると上がっていく曲芸があるそうです。そのことを百尺竿頭に一歩
を進めると表現しています。自分にとってこれは何を意味するかまた何をすべきか真剣に考えてい
かねばならない課題と感じました。残された人生真剣に自己を見つめて生きていきたいものです。