おはようございます!
今朝も静かな朝を迎えています。まもなく夜明けです。おかげで今朝も元気です。
日々様々なこと起こります。嬉しいこと、悲しいこと、辛いこと、苦しいこと、どうにもならな
いことの連続です。人間の心の不思議さを感じます。そういう自分を見つめています。これが生き
ていることなのかなと思います。
元天龍寺師家平田精耕禅師の「活人禅」の中で仏教では人間の力では絶対に除くことの出来ない
苦しみを絶対苦といい、生老病死の四苦です。この苦しみの他に求めて得られない苦しみ、どう
してもお互い憎み合わねばならないという苦しみ、一度愛しあったものでも死ぬ時は一人で死ぬ
ほかないという苦しみ、何故人間はこんなに迷わなければならないかという苦しみ。この四つの
苦しみを生老病死と合わせて八苦といい、四苦八苦するという言葉はここから出ています。
人間の存在というのは、生まれながらにして四苦八苦の苦しみを背負った存在であることを先ず
説いています。誰にでもこういう苦しみから逃れたいという気持ちがお互いにあるわけで、どう
すれば逃れることが出来るか。それには原因を尋ねて、起こってくる元の所を除くことによって、
人間の苦しみというものをとることが出来ると説かれます。それでは、いろいろな要素、条件と
は何か。そういう条件、要素を十二に分けて説いているのが「十二因縁説」です。世間で因縁に
よるなどといいますが因縁の因は原因ということで、縁とは結びつけるという意味を持っていま
す。苦しみを滅するためには原因が集まらないようにすると説きます。
改めて仏教の教えの深さに驚きです。一人で悶々としてもどうにもならないことが理路整然とど
うすればいいか説かれています。今一度基本から仏教の勉強をしてみたいと思います。深いもの
を感じます。「活人禅」ともすれば心の拠り所を見失いがちな私の格好の「心の指針」です。