おはようございます!
朝から雨ではありませんがどんよりと曇っています。梅雨明けにはもう少しかかるようです。
熱はないのですが風邪で咳が抜けず困っています。ぎっくり腰も油断できません。若い時と違い、
回復に時間かかるようになりました。声がかすれ困っています。
昨日は午前中事務所へ行き机上整理や書類や郵便物の整理をしました。結構時間かかります。
昼食後体調悪いので自宅でやすみました。無理は禁物です。これから何かと忙しい日続きますので
体調整えることが肝要です。夜の勉強会は欠席させてもらいました。
眠ってばかりいられないのでこういう時は色々本を読みます。枕元に30冊位置いています。
その時の気分で読みたい所を読みます。その中で繰り返し読んでいますのが菜根譚です。菜根譚は
明の洪自誠が書いていますが幾つもの解説本が出ています。菜根譚は父の愛読書で私も高校時代か
らの愛読書です。うれしい時、悲しい時、思うようにならない時、得意な時人生夫々の場面で淡々
と受け入れてくれる無くてはならない愛読書です。これまでどれだけ救われ、勇気づけられたか分
かりません。菜根譚は何処から読んでも良い本です。一つ一つが独立しています。
菜根譚はもともと大根の葉っぱを噛みしめるように人生の日々の出来事を噛み締めて生きてみなさ
いという本です。一見何もないように見えて深い意味があります。年輪を経るごとにじわっと心に
染みこんでくる何かがあります。人間共通の深い何かがあります。
儒教・仏教・道教の思想をまじえた立場で述べた処世訓で中国はもとより、日本でも江戸時代に伝
来し愛好されてきています。昨日は平成18年当時100歳だった龍源寺の松原泰道禅師の「私の
菜根譚」を読みました。野菜の根はとかく硬いものだが、噛み締しめているうちに柔らかくなり、
味も出て来て美味しくなるものです。人生でも困難から逃げることなく、よく噛み締めていく所
に、人生の真味がにじみ出てくるものである、と受け止めています。