おはようございます!
朝から曇り空で雨になりそうです。梅雨明けにはもう少しかかりそうです。今朝も元気です。
ギリシャの債務危機でギリシャの銀行今日一斉休業させ、預金の引き出し制限等の資本規制を導入
した。欧州連合などからの金融支援プログラムの期限切れが30日に迫っており国内で金融不安が
強まっているためとのこと。資本規制を導入しても、30日が期限の国際通貨基金への借金を返せ
る見込み立っていません。ギリシャが「債務不履行」状態に陥る可能性が高まっています。
危機を回避するため、E U などの支援側はギリシャが金融支援の期限切れ前に財政改革案を受け入
れるか、国民投票で賛成するよう呼びかけています。ギリシャ債務問題の先行き不透明感が強まっ
た29日、世界各地で株価が大きく下落しています。世界経済国際化が進み、一国の浮沈が世界中
に影響する時代となっています。国内だけの対応だけではどうしようもない時代になっています。
ギリシャの財政危機はギリシャだけでなく程度の差こそあれ各国の共通課題です。財政の収支バラ
ンス取れない所を借金に依存する体質強まっています。そのため借金の額がうなぎのぼりに増加し
ています。日本国も他人事ではありません。第二次大戦後70年経ちますが財政問題いよいよ避け
て通れなくなってきました。
国に限らず個人も企業も入る金と出て行く金のバランスが基本です。入る金の範囲で支出し、足り
ないからといって借金まかりならぬというのが財政の原則です。でも財政改革をするには入る金を
増やす、増税か借金しないですむように支出削減する以外ありません。皆血の出ることです。誰も
歓迎する人ありません。だからといって安易に借り入れに依存していくと最後は破綻になります。
皆分かっていても目をそらし、先送りしていく所に問題を大きくしていきます。この問題は古くて
新しい問題です。今回のギリシャの財政問題決してギリシャだけの問題ではありません。日本国の
財政も毎年の税収と国債残高を見てみると恐ろしくなります。足元をもう一度しっかり見直し、
これからどうすべきか真剣に向き合わなければならない時です。
ギリシャ財政問題
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