おはようございます!
大型連休も終わり今日からまた新しい日が始まります。虫の声聞こえますが静かな朝です。
伊與田覺先生の「人生を導く先哲の言葉」の中に中国古典の「大学)に「物には本末有り、事に終
始有り。先後する所を知れば、道に近し」という一節があります。物には必ず本と末があり、事に
は必ず終始がある。何を先にし、何を後にするかをわきまえ、実行すれば、人の道を踏み外すこと
はないと説かれています。木で言えば、根が本であり、枝葉が末、人間で言えば、徳性が本で、知
能、技能は末であり、人間を創る〈つくる〉上では先ず徳性を涵養し、身を修めることが大事と説
かれています。加えて事の終始をわきまえるということで時間はもともと無始無終で、何処から始
まり、何処で終わるかは分かりません。しかしその時間にも始めと終りがあります。一瞬をとって
みれば、そこが終りであり、同時に始まりでもあります。一瞬、一瞬を良き形で終えることができ
れば、次の一瞬が良き始まりになるのです。
自分の今いる場で最後まで全力を尽くすことが、新しい道が開けてくる一番の大本になります。
一瞬、一瞬を大切に、常に有終の美を迎えられるよう努力を重ねてゆきたいものです。
一瞬、一瞬の積み上げが自分の人生です。朝からいい言葉に出会いました。
古典は決して古本ではなく、真理を悟った人が後から来る人のために語り、記した教えです。
千年光る古典の教えにじっくり耳を傾け、人生の道標にしたいものです。