おはようございます!
今日から師走に入り今年も残り少なくなってきました。元気に静かな朝を迎えています。
寒さにも大分慣れてきましたが部屋では暖房を入れています。規則正しい生活心がけています。
昨日は朝から顧問先を訪れ経営課題の検討をしました。この会社を見るようになって8年になり
ます。三代目ですが兄弟力合わせよく頑張っています。先代からのバトンタッチもうまくいき、
関係会社も整理統合し新たな体制になっています。ガラス関係の仕事メインですが思い切った設備
投資をして工場を増改築し、その効果が出て来るようになって来ました。毎月の月次決算書と財務
分析の資料を見ながら経営課題を検討します。財務資料は何処が問題かを見出していくうえで効果
的です。異常な動きの所を絞り出し、そこに焦点を合わせ、何故と掘り下げていくと経営課題浮き
彫りになって来ます。売上の変化には需要の変化が大きく影響しています。ここを掘り下げていく
ことで次の道が見えてきます。業種を問わず企業は売上増をはかることが何より肝要です。
売上拡大には売る物の種類を増やす、売る対象者を広げる、地域を広げること必要です。顧客のニ
ーズをしっかり見つめこの三つを組み合わせて今後の営業の方向を決めていくことが肝要です。
自己完結出来ない所は他との業務提携、M & Aを視野に入れて可能性追求していくことも戦略の一
つです。又時代環境の変化に伴い需要も変化して行きますので要注意です。業種規模を問わず永遠
の企業の基本テーマです。歴史を見直しこれまで、今、これからを考え何をすべきかを考えていか
なければなりません。この点で社外役員や顧問の仕事をしながら多くの事を学んでいます。
最近中国の動きいろいろ気になっていましたので昨日本屋で石平氏の「習近平には何故未来がない
のか」を求めて一気に読み上げました。石平氏は1962年四川省生まれで、北京大学哲学部を
卒業後2007年に日本に帰化。「何故中国から離れると日本はうまくいくのか」、「歪んだ経
済」等多数の本を出版し、講演活動をしています。改めて中国の歴史、政治、経済、文化、社会を
見直してみてその特異性が浮き彫りになります。戦後毛沢東以来一党独裁の国家です。国家主席は
国民選挙で選ばれるのではなく共産党の中から選出され、皇帝のような存在であらゆる権限があり
ます。すさまじい権力闘争が繰り広げられます。自分の地位保全を図ろうとすればするほど新たな
敵が増えます。政治、経済、軍事等あらゆる分野の責任が問われます。経済も大きく成長している
ように見えますが実態は厳しい状況で経済破綻の兆候が至る所に見えます。何事もプラスとマイナ
ス裏腹にあります。習近平がやればやるほど反発となり不平分子の勢い増してきているようです。
世界第二のGDPの国で影響大きいだけにこの国の動向注意深く見ておかねばなりません。
これからの中国の動向
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