おはようございます!
今朝も元気に静かな朝を迎えています。毎日が飛ぶように過ぎていきます。
昨日は朝から監査役をしている福岡の会社の役員会に出席しました。毎月の定例会です。
各部の報告で金融の動き理解出来ます。今の所大きな倒産等ないので業績順調に推移しています。
マイナス金利政策等の背景を考えると予断を許さぬ所あります。資金供給過剰です。その中で融資
伸びないので刺激策の狙いもあるようです。資金供給過剰だと貸出金利も下がり経営を圧迫してき
ます。これから再編を含め色々な動きが出て来ます。
昨日ふくおかフィナンシャルグループが長崎県の十八銀行と来年4月の経営統合を目指していくこ
とで基本合意しました。統合が実現すれば全国でも最大規模の地銀グループが誕生します。福岡市
に拠点を置き、福岡銀行、熊本銀行それに長崎県の親和銀行を傘下に収める九州最大の金融グルー
プふくおかフィナンシャルグループは十八銀行と統合することで全国でも最大規模の地銀グループ
になる見通しです。
今供給過剰の時代です。経済も停滞気味です。どの業種の企業もこれまでの延長線の経営体制では
売上減少になっていきます。売上減少は企業にとり変動費は削減できても人件費、減価償却費、金
利は削減できないので収益悪化になり、これが続くと企業の存立危うくなります。全体の経済のパ
イ成長していないのでグループ化をすすめ、囲い込みによる売上増を図る企業増えてきています。
今後業務提携、M & A の動き活発化していくと思われます。売上を拡大していくには、売る商材
を増やす、売る対象者を増やす、売る地域を増やすが基本です。異業種の企業同士の統合の動きが
これから更に活発化していくと思われます。熾烈なサバイバル競争になっていきます。
経済はあらゆるものがからみ合って動いています。難しいことですが大局的に大きな流れを捉え、
多面的にその動きを見つめ、何が起ころうとしているかを見極めて方向付けして経営していくこと
の重要性高まってきています。