おはようございます!
今朝も元気に静かな朝を迎えています。昨日から雨降り出し2、3日降るようです。
庭の薔薇も今年はよく咲いています。間もなく紫陽花も咲き出します。雨に打たれた花一段と色鮮
やかです。四季折々の花心なごませてくれます。昨日は母の日で皆で家内にカーネーションを贈り
ました。苦労ばかりかけています。お互いいい年になり健康に留意肝要です。
昨日は日曜日でしたが朝から事務所へ出かけ、音楽を聴きながら読書したり、やりかけの決算と
申告の仕事しました。一人で過ごす時間大切にしています。
浄土真宗の本願寺法主大谷暢順師の「人間は死んでもまた生き続ける」を繰り返し読んでいます。
浄土真宗の教えを分かりやすく解説されています。何故私たちはこの世に生まれたのか、何故苦労
しながら行きなければならないのか、人は死んだらどうなるのかの根本問題を取り上げてありま
す。日々の忙しさにかまけて深く問うことを避けている所あります。生きていく上で日々様々な問
題に直面します。いくら考えても堂々巡りばかりしています。四苦八苦よく使う言葉ですが、語源
をたどると深いことが言われています。
そもそも「一切皆苦」のこの世に生を受けたということ自体が苦であり、老いていく苦しみ、病む
苦しみ、必ず死ぬという苦しみの四苦があります。さらに人間が人間であるために味わう次の四つ
の苦悩があります。
・愛別離苦(あいべつりく)
親子や兄弟、夫婦、友人など、愛する人々と別れなければならない苦しみ。
・怨憎会苦(おんぞうえく)
嫌な人や憎らしく思う人と出会ってしまう苦しみ。
・求不得苦(ぐふとっく)
お金や物、地位や名誉など、求めているものが得られない苦しみ。
・五蘊盛苦(ごうんじょうく)
人間としての精神と肉体を持っていることによって、考え過ぎたり感じすぎたりするために生ま
れる苦しみ。
日々四苦八苦しながらのたうち回っている自分が浮き彫りにされています。繰り返し読み返しつ
つ、今一度自分を見つめ直していきたいと思います。