おはようございます!
今朝も元気に静かな朝を迎えています。朝から良い天気で窓からさわやかな風吹き込んできます。
朝からブログを書き上げホッとしていた所操作ミスで全部消えてしまいました。何度も失敗してい
たので注意してこまめにコピーをしていましたが又やってしまいました。いくら悔やんでも元に戻
りません。やり直す以外ありません。人生この繰り返しです。
人生日々色々思いがけないこと起こります。これにどう対応するか大切な所です。こういう時安岡
正篤師の「六中観」をひも解きます。
一、忙中閑有り。 ただの閑は退屈でしかない。ただの忙は文字とおり心を滅ぼすばかり。
真の閑は忙中にある。忙中に閑あって始めて生きる。
二、苦中に楽あり。 いかなる苦にも楽がある。貧といえども苦しいばかりではない。
貧は貧なりに楽もある。
三、死中に活あり。 死地に入って活路が開け、全身全霊を打ち込んでこそ何ものかを永遠に残す
のである。
四、壺中に天あり。 世俗生活の中にある独自の別天地を言う。自分の中に宇宙がある。
五、意中に人あり。 常に心の中に人物をもつ。あるいは私淑する偉人を、又要路に推薦しうるこ
こというように、あらゆる場合の人材の用意をしておく。
六、腹中書あり。 目に止めたとか、頭のなかのカスのような知識ではなく、腹の中に収まって
おる哲学のこと。
日々生活していますと思うように行かないこと、こんなはずはないということの連続です。いくら
悔やんでもどうしようもないこと多々あります。一人で悩み、袋小路に入りどうしようもない時
古典を紐解きます。じっくり言葉をかみしめていますと、次の新しい道見えてきます。やる気と
勇気も出て来ます。古典は無くてはならない心の栄養素です。大切にしたいものです。
六中観
- 公開日: