おはようございます!

今朝も元気に静かな朝を迎えています。この所寒い日続いています。風邪は引いていませんが外出する時は着込んで出かけています。

上場を目指している会社の社長来所され課題を整理しました。上場基準厳しくなってきています。事業内容の実現可能性や今後の見通しだけでなく必要な資料作成が膨大です。右肩下がりの経済の中で業績を毎年向上させていくこと大変です。現在上場している企業も業績思うように向上せず呻吟しています。監査法人とも連携を取りながら慎重に取り組みたいと思います。

夜はBIGの会(福岡の異業種交流会)の新年会でした。設立して今年は10年になります。通常毎月の例会で会員やゲストの卓話があり、その後懇親会です。昨日は新年会で会長の私が「需給関係から見た企業の生き残り戦略」のテーマで話しました。需要と供給の法則で世の中の変化を見ていくと立体的に見えてきます。複雑に見える経済の動きも全て需要と供給の関係で動いています。これまで、今、これからを需給関係でみておくことが肝要です。

需要超過の時は面白いように売れていきます。しかし供給過剰になると今まで売れていたものが売れなくなり経営を圧迫します。経営は収益と費用のバランスです。売上減少すると経費削減しなければなりませんが人件費、減価償却費、金利が比例して削減できず収益悪化の原因となります。

この中で売上を増やすには売る商材を増やす、売る対象者を増やす、売る地域を増やすことが肝要です。これをいかに具体化出来るかで経営格差がついています。 供給過剰の時代は製品のライフサイクル短くなり次から次に新製品を供給していかなければなりません。前の投資の回収ができない中から次の製品を出さなければなりません。今このテーマで日本だけでなく世界中が頭を痛めています。需給関係を見据えた事業経営をどうするかのテーマ真剣に取組んでいきたいと考えています。