おはようございます!
今朝も元気に静かな朝を迎えています。少し寒いですがいい天気続いています。お正月の間夜満月の美しい月が印象的でした。
昨日は練成会最後の日で6時半朝の会座から始まりました。全員でまず正信偈をあげます。正信偈一つ取っても様々な節回しあります。毎日唱えていると自然に体に染み込み、お経本の文字を見ていると一つ一つの言葉に深い意味があります。長い間続けていく中からこれが発酵してくるようです。キリスト教の讃美歌と同じで歌から教えが自然に体に染み込んでくるようです。継続の大切さです。
最終日は参加者年齢、性別等でグループ分けして各テーマーごとに討論された内容の代表者報告ありました。五人1組ぐらいに分け、それぞれテーマーごとに討論をすることで様々な見方、考え方に触れ、改めて自分を見直し、そこから何をすべきかをつかむやり方です。一人で読んで、考えても独りよがりになり、分からないのに分かったような気持ちになりがちです。皆年齢、性別を問わず様々な悩みを持って生きています。自分だけかと思ったら多くの人がそれぞれ悩み、苦しみを持っておられることに気づき、良き友が出来、錬成会の別の働きになっています。錬成会は自分を見つめ、深め、人間の原点を見つめる良い機会です。
自分が悩み、苦しんでいる問題は自分だけでなく、人間共通の課題です。様々な課題考えたからといってすぐ答えの出るものではなく、今生かされていることへの感謝、おかげさまでという気持ちで受け入れていく中からあら新たな世界が生まれてくるようです。今回の錬成会に参加してこれまで自分中心にしか考えていなかったけど、おかげでという気持ちで色々なことをなことを見直してみるとこれまでと違った世界が広がって来ています。自分の立場からだけでなく相手、様々な視点から見直してみると様々な問題が立体的に浮かび上がって来ます。そこにおかげさまでという感謝の気持ちを持って対応することで新たな道が開けそうな気がしています。今回の錬成会を機に今一度自分を鍛え直していかねばと心新たにしています。