おはようございます!
今朝も元気に静かな朝を迎えています。三寒四温を繰り返し、春らしくなってきています。間も無く桜の開花です。四季折々の微妙な自然の変化楽しみです。自然のドラマ、変化どうやって作られているのか不思議です。自然の変化よく観察しているといろいろなこと考えさせられます。永遠の時の流れの中で人の一生とはなんだろうともいろいろな考え浮かんできます。
昨日家内本棚の整理をし、曽野綾子氏の本を10冊ほど取り出していました。「老いの才覚」「人間の分際」「自分の始末」等々興味あるテーマーです。この歳になるとなるほどと考えさせられることばかりです。現在87歳とのことですがご主人の三浦朱門氏とともに独特の世界を築かれています。歯切れの良い文章で幅広いテーマーを鮮やかに表現されています。普段何気なく見過ごしている中に人生の大切なテーマーあることを教えてくれます。言われて見てなるほどと改めて考えさせられます。女性らしい繊細な捉え方も魅力あります。76歳になり「自分の始末」どうつけるか考えねばならない時「自分の始末」に出会いました。「自分の始末」の意図するところは実はたった一つ、出来るだけあらゆる面で他人に迷惑をかけずに静かにこの世を終わることであるという言葉心に残りました。改めてこのことを考えてみるといつの間にか無数のしがらみの中で生きています。抜き差しならなないことばかりの中にいます。私たちは一瞬一瞬を生きるほかはないのだから、その一瞬一瞬をどう処理するか真剣に考えなければなりません。日々現実はどうにもならないしがらみの世界で生きています。この中でどう生きるか難しい問題です。曽野綾子氏は率直な、素直な目で見て、自分の考えを表現され、心に響きます。古典とは違った視点から自分を見つめ直す良い機会です。最近は新しい本ばかりでなく、今まで読んだ本を見直し、読み直すこと増えてきました。自分の始末しっかり考えていかねばなりません。