おはようございます!

今朝も元気に静かな朝を迎えています。朝から20度を切るようになり肌寒くなって来ました。一晩寝ると疲れも取れ、元気になり有り難いです。

昨日はお取り越しの行事で二日市の正行寺へ出かけました。浄土真宗の伝統的な行事です。地域的に行われ筑後地区のお同行のお取り越しは今回は我が家が願主となり正行寺で行いました。2名の僧侶にお経を上げてもらい、説教を聞きました。経験豊かな僧侶で法話も深いものあります。正行寺の中に帰命圓堂という納骨堂が新築されここでお取り越しの儀式行っていただきました。お寺に行くようになって26年になります。この間いろいろなことありました。式の中で「ふるさと」の法話が心に残りました。ふるさとは私たちが本当に帰りたい所、私たちの魂が本当に落ち着ける場所、しかし、皆がその帰ることを求めているが、どこに戻るのか途中で見失ってしまっているという話が心にしみました。人間の頭で決めていこうとする時に、いつも見失っている世界です。法話を聞いても、経典を読んでもなかなか本質分からず右往左往しています。この壁をなんとか破りたいと模索しています。お寺に毎月伺って指導受けていますがもっと真剣に取り組まねばと心新たにしました。どの世界も深いものあります。

お取り越の後皆でお茶を飲みながら話をしました。こういう時のざっくばらんの時のお坊さんの話かえって分かり易く、なるほどと思うこと多々あります。人間皆生老病死で日々悶え、苦しみ、生きています。自分だけでなく他の人もそうなのだと思うと新たな元気出て来ます。

大牟田に戻り入院中の息子を見舞いました。先日の喉の手術でタンを取り出しやすくなり、まだ目も開けず、口も聞けませんが、穏やかな表情になっていて少しホッとしました。生きて行くことは大変なことです。親として複雑な思いです。人間は一人であって一人ではありません。頑張って欲しいと祈るばかりです。