おはようございます!

今朝も元気に静かな朝を迎えています。黎明即起(れいめいそくき)。清の宰相曽国藩の言葉です。朝目覚めてももう少し寝たいと思います。ここを断ち切って起きるには勇気いります。その時この言葉を思い出すようにしています。一日の始まりの朝どう起きるか大切なことです。

昨日午前中顧問先の社長来所され経営課題の検討をしました。毎月やって十年以上になります。現状の課題を整理確認してこれからの課題を検討するようにしています。経営者このことなかなか人に話せず一人で悶々としがちです。出来るだけ聞き役に回るようにしています。人間話しながらいろいろ気づき、道開けること多々あります。経営環境大きく変化しているだけにこれからの時代をどう読み何が大切かをしっかり押さえた経営が肝要です。

事務所にいると思いがけない方いろいろ訪ねて来られます。時間のある限り出来るだけ会うようにしています。業種の違う人の話視点違うので新鮮です。様々な視点から見直してみるといろいろ気づかされます。視点を変えてみると別の世界見えて来ます。いつの間にか固定観念に囚われているので要注意です。

夜は教経会(古典の勉強会)でした。昨日が70回目で五年を超えました。年齢、性別、職業バラエティに富んだ面白い会です。レポーターに内容報告してもらい各人質問したり、相互に率直な意見交換します。今「菜根譚」をやっていますが古典に初めての人もいます。20名位の出席者ですが自分の意見、感想を述べているうちに古典に親しんでいきます。各人から思いがけない発言もあったり面白いです。視点を変えることで世界大きく違い、広がって行きます。面白い世界で楽しいです。私も菜根譚高校時代から読み始め、座右の書として折あるたびに読み返しています。簡潔な美しい文章で心に残ります。菜根は植物の葉と根のことで味もしないようだけど何度も噛みしめているうちに味が分かって来ます。繰り返し読み返し、味わうことが肝要です。