おはようございます!

今朝も元気に静かな朝を迎えています。当たり前のように思えますが大変なことです。一定のリズムで人間生きています。この繰り返しで人間生きています。このリズムをいかに保って生きて行くか大切なことです。考えれば考えるほど深い、大きな力働いていることを感じます。大きな自然の法則の中で生かされています。

昨日は相田みつをさんの詩が心に残りました。「いのちの涙」です。
なみだをこらえて かなしみにたえるとき ぐちをいわずに くるしみにたえるとき いいわけをしないで だまって批判にたえるとき あなたの眼のいろが ふかくなり いのちの根が ふかくなる。
淡々とした表現の中に相田さんの思いが切々と伝わって来ます。人間皆それぞれ自分の道を黙々と歩み続けています。どうにもならない時どうしても人のせいにしがちです。立ち止まって改めてこのことを自分に問いかけて行くことの大切さを感じます。

私たちは人生が順調な時で、まわりから高い評価を得ている時に謙虚さを失ってしまいがちです。一方、人生で大きな困難や逆境に直面した時私たちは謙虚になるチャンスを与えれているようです。順調に行っている時の有り難さに感謝するチャンスでもあり、また自らの生き方を深く反省して、人間として大きく成長するチャンスとも言えます。

いつの間にか80年近い人生を歩いて来ました。長いようで、あっという間のことのようにも思われます。人生は複雑なようで単純で、又その逆も言えます。最近立ち止まっていろいろ考えるようになりました。視点を変えることで同じことが全然変わることも多々あります。人間社会様々な利害関係からまって動いています。自分だけが正しいという考え方でなく、様々な視点から見直し、新たな世界を求めて行くことの大切さを痛感します。生かされていることに心から感謝するとともにしっかり自分と向き合い、真剣に生きて行きたいと心新たにしています。