おはようございます!

今朝も元気に静かな朝を迎えています。コロナ感染まだ力つけ世界的な拡張続いています。初めての経験です。この感染を食い止め、回復するには天文学的な数字の資金が必要のようです。現在は一つのことが全世界に広がりますので対応大変です。

昨日は週末でお墓まいりとショッピングの予定でしたが風邪気味だったので大事をとって自宅で吉川英治の「随筆宮本武蔵」を読書して過ごしました。25年前に購入していました。当時朝日新聞で「宮本武蔵」連載されました。膨大な量の本で、今回の「随筆宮本武蔵」は吉川氏が主人公の時代背景、登場人物、出来事、作者の狙いをまとめた内容でした。一冊の本を書くのにここまで考え、やらねばならないのかと驚きでした。宮本武蔵剣術家で有名でしたがいろいろな顔を持っています。ただし事実が残っていないこと多く、裏付けて作品描こうとすると大変な作業です。吉川氏も現在出来る可能性をとことん追求して作品裏付けています。時代背景を追求し、当時の分かっている史実と組み合わせて作品にしています。宮本武蔵は剣術家だけでなく、禅や書、絵画も大家でした。これを作品化するにはその分野も深く研究し理解しておかなければなりません。一冊の本の背景には想像を絶する様々な努力が払われています。その中から新たな宮本武蔵の姿が描き出してあります。

宮本武蔵晩年を熊本で過ごし、金峰山の近くの霊岩洞という所で坐禅を組みながら亡くなっています。先日ドライブで娘とこの地を訪れていただけに宮本武蔵に親しみあります。剣術だけでなく禅、絵画、書道家としても有名です。一芸に秀でる人は才能だけでなく、ひたすら道を求め続けるエネルギー持っています。命がけの凄まじい人生です。武芸者としても命がけの勝負をして勝ち続けています。このエネルギーどこから生まれるのか関心あります。人生を深く真剣に見つめ、自分の道を切り開いて行く命がけの人生見つめ直してみたいと思います。