おはようございます!
 
 今朝も元気に静かな朝を迎えています。日中の温度差大きく風邪に要注意です。コロナ感染も5月半ばとなり感染者も減り、規制緩和の動き出て来ています。油断し、再発にならないよう細心の注意必要です。発展途上国が感染者増加傾向なので心配です。ここをじっと耐え再発防止に努める時です。感染も国境越えて広がるので気を抜けません。

 外出規制の動きにもだいぶん慣れ、事務所で過ごす時間増えていますが、自分のこれまでとこれからを見直す良い時間です。この時間読書にも最適です。地元出身で三井金属に勤務されていた長崎氏の「凶弾」を読了しました。明治時代大牟田の三池炭鉱の基礎を作り、財界トップで活躍された壇琢磨氏を中心にした歴史物語です。明治の初めアメリカに留学し、幅広い勉強をされ、日本の産業界の基礎を作り、幅広い活躍をされています。そのおかげで大牟田も歴史の中で大きな働きをしています。人物のスケールの大きさに圧倒されます。昭和7年5月15日に東京の三越前で凶弾で命落とされています。石炭無き後の大牟田の活路をどこに求めて良いか分からず大牟田模索しています。石炭閉山して20年経ちます。

 閉山時の大牟田の商工会議所会頭を勤めました。石炭閉山と同時に松屋というデパートの閉鎖、商店街の消滅、ネーブルランドの閉鎖という大きな転換期でした。閉鎖した後の大牟田の未来見えず暗中模索しています。歴史を振り返りこれまで、今、これからを考えています。明治時代開国した時大牟田が石炭採れ、日本経済の基礎となり発展してきました。時の流れで石炭も掘り尽くし、石油の時代となりその役を終え、次に変わるものなく街も年々衰退しています。石炭に代わる何か大牟田の中心になるものないか模索しています。プラスチック廃材の処理とゴミの再生問題世界的需要になっています。これに応えられるかどうかが大牟田の命運かかっています。このテーマーに取り組んでみたいと考えています。