致知出版者のZOOM会議での発言要旨を掲載します。
百折不撓久しぶりに聞く言葉です。何度失敗して挫折を味わっても、挫けずに立ち上がること、どんな困難にも臆せず、はじめの意思を貫くことと辞書にあります。コロナ感染のこの4ヶ月で世の中大きく変わりました。70億以上の世界人口ありますが瞬く間に感染世界に拡大し、規制緩和進んでもまだ感染者増えています。
コロナ感染の影響で世の中社会も、政治も、経済も大きく変わって来ています。これまでの延長線のやり方、考え方では対応出来なくなって来ています。様々な問題が一挙に噴出しています。それに伴い社会大きく変わろうとしています。企業経営存続出来ない所、それに伴い失業の増加、動けなくなり様々な仕事成り立たなくなって来ている所急増しています。急激に経済悪化し、社会不安の元になって来ています。どこに活路を見出すか大きな課題です。まさに百折不撓で踏ん張り、次の道を切り開かなければならない大切な時です。
おろおろするばかりでは道開けません。こう言う時頭に浮かんだのは若い頃から読んでいた安岡正篤師の長い目で視る、多面的に視る、何が本質かを考える「思考の三原則」です。まずこれまで、今、これからを考え、それで良いのか、駄目とすればどうしなければならないかを考えることが何より大切です。次に自分の立場からだけでなく様々な立場から見直し多面的に全体のためにどうあらなばならないかを考えなければなりません。これを総合してどうあらねばならないかを考えて行くことが今回何より大切なことと思います。これはあらゆる問題に当てはまります。今は皆の英知を結集して新たな道を切り開いていかねばならない大切な百折不撓の時です。
百折不撓
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